文明の源流日記


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2007年4月28日(土)[23:54:29]  
東京で新河相学堂の学習会に出席した。講師は高橋先生と田村先生。鍔山先生、中村文明、丸井さん、長沢さんらが参加した。議論の中で大変興味のあるテーマがあり、様々な意見が出された。特に「河相論」について、学問のように勉学・研究の対象というよりは、「川の哲学」として川本来のありようを探求し、実践するものであるとの定義が示され、大いに納得した。新河相学堂としては、何を目指すのか、その視座として、川の個性を観る、川の個性を知る、川の個性を活かす、川の個性を伝える・・観知活伝こそその神髄であるという見解がだされ、今後より一層議論を深めることになった。具体的な行動としては、多摩川源流のあり方が取り上げられ、高橋提言を大いに実践していくことになり、広く署名を呼びかけていくことになった。流域の違う市との吸収合併は流域論としては、正しくないこと、源流の役割は流域と共に生きてこそ果たせるとの意見で認識が一致した。丹波山村・小菅村の一体化、運命共同体化は、重要な視点であると思った。丹波山がなくなり、小菅村が孤立してしまっては、源流にこだわるという志は果たせないことだろう。終わってからの懇親会も盛り上がって楽しかった。鍔山先生から、小平市民の玉川上水への思いはとても深く、お祭りや清掃活動に引き継がれているとのことであった。よほど水が大切な地域環境だったのであろう。川に近ければ水や川への思いが深いとは限らないということか。 

2007年4月27日(金)[11:26:42]  
源流域の自治体で構成する多摩川源流協議会(甲州市、奥多磨町、丹波山村、小菅村)の平成19年度総会が午前10時30分から丹波山村役場で開催された。総会には、田辺市長、河村町長(代理)、廣瀬村長、岡部村長がそれぞれ参加した。総会では、田辺会長が挨拶した。会長は、「今年度事業として重点的に大菩薩山系のシカによる食害の実態調査とシカ柵設置による対策を実施し、ドウダンツツジの母樹や山野草の個体保存を実施したい」「大菩薩での成果は、奥多摩の雲取山にも活かしていくことは可能である。シカの食害から森や山野草を守る取り組みで先進的な事例を生み出し、全国に情報を発信する、そんな意気込みで取り組みたい」と強調した。総会では、平成18年度の事業報告と会計報告及び平成19年度の事業計画と予算をそれぞれ承認し決定した。源流協議会の事務局を源流研究所がやっているので総会が無事に終わってほっとした。
 源流協議会の終了後、丹波渓谷、奥多摩渓谷、鳩ノ巣周辺の写真を撮った。夜は、小菅村の役場で開かれた「第21回多摩源流まつり実行委員会」に参加した。

2007年4月26日(木)[10:40:15]  
天王寺東映ホテルから近鉄阿倍野駅経由で富田林駅、タクシーで千早赤阪村の大橋山へ。大橋先生の案内で大橋式作業道の研修・視察。現地での説明を受けた後、いよいよ視察へ。幹線は、小型の四駆で最大斜度30度を越える道、幅2.5b、舗装された道とはいえ窓の外は谷なので緊張感が走る。体は揺られ、暫く走ると山腹に到着。そこは道が出来て50年が経過したが、崩れた場所はないところであった。高度40bから50b間隔に作業道が等高線に沿って見事に設置されている。勿論舗装されていないし、側溝もない。水を集めると悪さをするので水をいかに拡散するか、道をつけることで山を壊してはならないので、破砕帯や岩を避けて、間違いのない作業道を設置する。山の地形を知ることで水を流れを読んで、バランス良く水を流すこと。こうした点に細心の注意を払い、見事な作業道が出来上がっていた。道づくり50年の大橋式作業道。傾斜のある箇所にも不思議なことに水の流れた後・水道がついていない。徹底した研究から水の流れが見事にコントロールされていた。参加された北都留森林組合の加藤相談役や長田専務も大変感銘されていた。百聞は一見にしかず。源流域でこうした大橋式作業道が設置できたら、源流の未来のためにも良いことである。是非実践していきたい。


2007年4月25日(水)[09:03:49]  
 自然再生協議会の森林部会主催の大橋山視察に大阪に出かけた。八王子で小菅村役場の奥秋リーダー、北都留森林組合の加藤相談役、長田専務ら一行と待ち合わせ横浜線で移動し新横浜から新幹線で大阪へ。新大阪で東京電力の矢野さん、丹治先生、東京農業大学の菅原先生らと合流、総勢13名の研修となった。午後4時から天王寺の駅の近くのホテル東映で大橋先生、岡橋社長を講師とする学習会が7時まであった。大橋先生の話は二度目であったが、何回聞いても新鮮であった。スギやヒノキの山に林道や作業道をつけるとたいていが山肌があちこちで崩壊し、自然破壊のもととして大きな批判の的になってきたが、大橋山は、作業道をいれたことによって、50年間殆ど山崩れは起きて居らず、むしろ水源涵養機能が向上したという、聞いたこともない嘘のような本当の話が起きているから驚きであった。改めて大橋先生の話に感銘した。

2007年4月24日(火)[08:48:36]  
 新緑が山裾をゆっくりゆっくりと上り詰めている。今、奥多磨町の新緑が一番の見頃である。奥多磨町といっても広いので、古里のあたりから昔道にかけてまばゆいばかりの輝きを見せている。昔道の大カエデの芽吹きは今週が盛りであろう。昨晩、小菅村での会議が終わり、塩山に向かっていたら、まずリスと出合い、キツネが3匹横切り、泉水谷から柳沢にかけて、なんとシカが8頭もうろついていた。これまでも3匹とか4匹見ることはあったが、これほど多くいっぺんに出合ったのは、初めてである。一ノ瀬あたりでシカが急速に増えているのか、奥多摩で捕獲が進んでいるので、奥多摩から丹波や塩山に逃げてきているのか、はっきりとした原因は掴めていないが、シカの急速な増加だけは、確かである。明日から大阪出張なので、今日中に源流協議会の議案を作成しなければならないので、甲州市の古屋補佐と連絡を取ってまとめていった。最後は行政の文書は古屋補佐がプロなので仕上げはお任せした。

 


2007年4月23日(月)[12:20:46]  
午前6時30分に目が覚めたりで、早速多摩川源流協議会総会の議案を整理した。平成18年度の事業報告、18年度の予算報告、平成19年度の事業計画(案)、平成19年度の予算(案)を丁寧に整理しまとめた。今年は、シカの食害の調査と対策が計画されており、源流協議会は例年になく動きが活発になる。シカの食害によって大菩薩山系の山は、毎年毎年深刻な被害に見舞われることになる。これをどう食い止めていくか。シカやイノシシの適正管理を進めつつ、個体保存ためのシカ柵を設置するがどれだけの効果があるかはやってみないと分からない。仕上がった議案を甲州市の古屋課長補佐の所に届けた。夜は、小菅村役場で観光ネットワークの会議に出席した。

2007年4月22日(日)[12:18:12]  
 しゃぼん玉シンポジウムが生活協同組合の主催で川崎市で開催されので参加した。「泡の多摩川から泳げる多摩川へ」をテーマにした分科会で、帷子川の活動、川崎市の多摩川プランの紹介、源流の森を守る川を守る活動の3つがメインで紹介された。源流からは、小菅村が源流研究所を設立し、源流研究所が調査研究・情報の発信、上下流交流、森林再生プロジェクト、源流ネットワーク形成に取り組んでいることを8分間でアピールした。全体のコーディネータは多摩川流域ネットワークの鈴木真智子さんと安元順さん。130名を超える参加者で会場は一杯であった。生協の会員さんは環境問題にとても熱心であった。是非源流に来て欲しいと訴えた。家に帰ると、真緒ちゃんがジージを出迎えてくれて、家の中で汗びっしりになるまで追いかけっこをした。元気な真緒ちゃん。可愛い声で「ジージ、おいで」「ジージおいで」といわれるとどうしてもほっとけない。真緒ちゃんとのひとときはまさに至福の時間なり。


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