文明の源流日記


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2007年7月31日(火)[02:02:38]  
 昨日以来の大雨が収まり、神谷先生の紹介による町田市・玉川学園子どもクラブ「ころころ児童館」一行の源流体験を実施した。大雨のあとだけに水量は十分で迫力満点の体験が実施できた。参加者が沢山の感想文を寄せてくれたので一部紹介する。
 □「ひさし振りにワクワクドキドキ。おもしろかったー。昨日の雨で増水したり、水のかたまりに押されて押されて。水をこんなに量で体験したのは初めてです。人に管理されていない水の美しさ、荒さ、けなげさ、あんまりうれしくって、面白くって素敵で素敵で、地球を丸ごと抱きしめたい気持ちでした。山からのエネルギーをシャワーシャワーで、昨日より元気になりました。有り難うございました。」
 □「初めての源流体験 の参加で、今まで文明さんから聞いていた内容を実感できて、良い機会になりました。子どもたちにとっても、大きなインパクトであろうことがよく分かりました。自身も久しぶりの沢歩きを楽しめました。若干水量が多かった分、スリルもあり、またセイバーもする立場となり、やや緊張感がありました。源流体験コースとしては、とても良い場所だと思います。なかなかこういう変化に富んだ場所は少ないように思います。ただのアドベンチャー体験ではなく、森や水の意味を伝える環境教育を心がけているのはとてもよいことと思います。」
 □「子どもたちの体験としてはとてもすばらしい。できたら、小学校の先生の必須の研修にしてもらいたいですね。自分の命は自分で守る。これはほかでは絶対出来ないもので大人も出来る人は少ないと思います。山で声を合わせた水と森と川の言葉は、皆の心の中にしっかりと残ったと思います。」
 みんなびっしり感想を書いてくれた。残りの感想文は、明日以降紹介する。神谷先生、内田先生、春山先生、有り難うございました。秘密結社の諸君、また会おう。

2007年7月30日(月)[01:59:24]  
 神谷先生の一行が小菅村にやってきた。妻と二人で小菅に向かう。町田市の保育園・児童館の先生と子供たち8名である。朝から猛烈な雨があった。山梨県に大雨洪水警報が出されたため、まず研究所で所長が小菅村と源流の話をやる。源流絵図を見せると子供たちは、「これは凄い。良くこんなに調べたもんだ」と感心することしきり。なんとこの子供たちは、何でも調べてみよう、とことん調べてみようといつも何事にも前向きに、歩んでいる好奇心たっぷりの子供たちであった。木帯編みに挑戦するもドンドン作品を作り上げていく。神社巡りも興味津々。いろんな話をしても食いついてきた。夜に源流絵図で話をすると「これは汗と涙の結晶だ」と評価され褒められた。子どもに源流絵図で褒められたのは初めてだ。こんな言葉がぽんぽん出てきた。こんな子供たちがたくさん育って欲しい。こんな子どもが育つ環境が大切なんだろう。育てていく先生が素晴らしいに違いない。内田先生らは子供たちが大好きなんだろう。一日付き合ってとても楽しかった。うちの孫達もこんな児童館に入れたい。

2007年7月29日(日)[23:52:23]  
佐々木梅吉代表を先頭にした川崎水辺の楽校の源流体験を実施した。未だに梅雨があけず、気温も上がらず、太陽の陽が恋しいのにその姿に会えず、水温は低く、源流体験を実施するにはあまり条件は良くない。そんな中、子供たちは、大きな源流の懐にいだかれ、寒さにも負けずドンドン源流に立ち向かって、進んでいった。源流は、子供たちの心をグイグイ惹き付けていく。大人達の心をグイグイ興奮させていく。大人も子どもも源流に魅せられていく。源流には、人間の心を揺り動かす何かがある。午後2時から、シカの食害の調査に出かける。三窪高原の試験地に着く。シカの食害が吹き荒れ、山野草の姿が消えたので、個体保存のため、シカ柵を設置した場所である。ドキドキしながら現場に近寄る。自ら提案し、同意してもらったことから、少しでも効果が上がっているか、心配であった。山野草の姿があった。サラシナショウマ、ヤマオダマキ、ワレモコウ、ノアザミ、アキノキリンソウ、シモツケなどが大きく丈を伸ばして咲いていた。良かった。良かった。ほんの少しではあるが、効果が見えていた。これからが楽しみだ。

2007年7月28日(土)[05:29:21]  
 佐々木梅吉代表率いる川崎の水辺の楽校46名が寺子屋自然塾に、鈴木真智子代表率いる川崎とどろき水辺の楽校74名が玉川キャンプ場へ源流体験にやってきた。初日は、とどろぎ水辺の楽校が源流体験、川崎水辺の楽校が魚のつかみどりをそれぞれ実施した。とどろぎ水辺の楽校には京浜の鈴木所長、小栗係長や河村さん、遠藤さん、みさき部長らたくさんのサポーターが参加した。小菅村からは、青柳課長、奥秋リーダー、望月徹ちゃん、木下拓ちゃん、源流研究所から所長と徹くんとオールキャストが参加した。徹くんは初日に川崎水辺に参加した。源流体験は3班にわかれ、一班を所長、2班を奥秋リーダー、三班を青柳課長がそれぞれ案内、指導した。例年より、水量は多く、水温も低いとの感想が寄せられたが、子供たちは、生き生きと最後まで元気に源流体験に取り組んだ。子供たちは、林道から源流に下りると川の流れの綺麗さと冷たさに一気に心奪われる様子でその表情の明るさには、我々スタッフが元気をもらってしまう。川崎の水辺の楽校、川崎とどろき水辺の楽校の皆さん、毎年毎年多くの親子を源流に引率していただいて有り難う。心から感謝します。

2007年7月27日(金)[03:53:43]  
 埼玉県長瀞町で行われた川に学体験活動協議会(RAC)リーダー養成講習会の講師として招待された。今回は、財団法人河川環境管理財団の吉野さんから相談を受け、依頼されたもの。テーマは「川と人、社会、文化の関わり」。吉野さんいわく、「ブンメイさんが日頃考えていること、源流への思いをそのまんま、話してもらったらいい」とのことであったので、「源流に生き、源流に学んできた」ことを存分に話した。大半が財団の職員だとか。熱心に講義に耳を傾けていただいた。宮尾理事、吉野次長、武政さん、土井さん、矢野さんら多くの方々と親しく話し合った。夜6時からの懇親会もとても楽しかった。

2007年7月26日(木)[02:50:56]  
 小菅村の将来像を検討している源流自然再生協議会の全体構想のまとめに取り組んでいる。自然再生とは、失われた自然をもともとの自然に回復させていくことが中心的な課題である。これをふまえた上で源流再生が何故必要なのか、小菅村の概要と源流の特性とは何か、どんな問題が源流には横たわっているのか、どんな課題があるのか、これからの源流のあり方をどう指し示していけるか、いろいろな角度から検討している。こうした大きな構想を練り上げるときにいつも困るのは、自らの基盤、能力の不足である。もっと勉強していれば良かったとつくづく反省する。しかし、「覆水盆に返らず」。今の自分を基礎にやるしかない。時間の余裕を見て、明日のRACリーダー養成講座の講義用のレジゥメを準備した。
 落ち込んでいるところに、丹治先生から「みづち」上演のお礼の電話がかかってきた。いつもの優しい声が受話器からこぼれてきた。「ブンメイさん。色々みづちを普及して頂いて本当に有難うございました。」と。とんでもない。感謝しているのは、私たちである。丹治先生のおかげで水の大切さ、源流の大切さを多くの方々に理解してもらえる。芸術作品を通して都市住民にストレートに伝えることができる。850名という途方もない考えられないほど多くの市民が「みづち」を鑑賞に来られたのだ。多くの人が感動し、本物の「みづち」が見たいという声が方々で上がり始めたと先生に伝えたら、「多くの人に理解され支えられて『みづち』が上演できたらどんなに嬉しいことか」と痺れるような先生の優しい言葉が返ってきた。どこまでも純粋に人間性を磨いていけば、丹治先生のような大きな心を持てるのか。17分の会話は心の糧になった。

2007年7月25日(水)[02:44:54]  
 狛江水辺の楽校が源流体験に訪れた。水辺の楽校のリーダー竹本さんを先頭に子ども21名、親・スタッフ14名。午前11時30分に源流研究所に到着。昼食を済ませてすぐ源流体験に出発した。二班に分かれ、一班は所長が、二班は中川徹君がそれぞれガイド、一斑に望月徹男さんがサブリーダーとしてついた。源流体験を開始するに当たって、参加者全員がヘルメットをかぶる。そして、子供たちへ「今日はケガをします。転びます。流されます。痛い目に遭います。源流には道はありません。どこを歩くかは自分で流れをよく観察して決めます。スタッフや親は誰も君たちを助けてはくれません。自分の安全は自分で守ることが一番大事です。自分の力を信じて元気よく源流を歩きましょう。これが源流体験の原点です。」準備体操が終わると、急な坂道を下り、源流にはいる。あちこちで、「冷たい」「氷みたい」との声がこぼれてくる。子供たちの心が一気に源流に奪われていく。ウノハダカエデのこと、苔のことなどを話しながら、上流に向かって歩く。瞳淵で飛び込みをやる。子ども全員が飛び込んだ。生き生きした子どもの表情、キラキラした子どもの瞳。今日も子どもの位牌はした表情にあえて良かった。
 何故源流はこれほどまでに子供たちの心を奪うのか。子どもの心を一気に奪う魔力がどこかに潜んでいることだけは確かだ。源流体験を通して子供たちの心に、かならずや源流が流れることであろう。夜のムササビ君の観察会では、ムササビ君に会うことはできなかった。残念残念。


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